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ウソ電の作り方(色変え編)

色変え系ウソ電の作り方解説ページです。ブログ時代の配布素材使い方ページから、内容を丸ごと移動してきたものです。

脱色(素体作り)は一段ハードルが高いため、まずは色変え用素体を使った着色の方法についてご説明します。

脱色の方法については今後解説ページを作るつもりです。また、当ページの内容もおいおいリニューアルして行きたいと思っています。

はじめに

当サイトでご紹介する作成方法について

下記の説明は、あくまでウソ電の作り方の一例です。

掲載している方法の他にも、複数のレイヤーを使わずに、色相・彩度変更ツールなどを使って画像の色を直接弄る方法などもございます。

しかし、

  • ストライプなどの細かい塗分けに対応しやすい
  • ラッピング系ウソ電も作れる
  • 色調整の自由度が高い

という理由で、当サイトでは下記のような、色付きレイヤーのモード変更による色変えの方法を解説させて頂きます。

「素体」と「マスク」

当サイトでは便宜上、車体部分を脱色した写真素材を「素体」、車体の形をなぞって単色で塗りつぶした透過素材を「マスク」と呼んでいます。

素体 マスク

使用ソフトについて

解説の際には、「Azpainter2」というフリーのペイントソフトを使用しています(Windows10でも一通り動作しています)。

操作性がシンプルで、必要な機能も一通りコンパクトにまとまっており、動作も軽いため最初に触れるには個人的に一番オススメなソフトです。

「PictBear」や「GIMP」「Photoshop」等でも基本的な機能はAzpainter2と同じですので、『レイヤー』をはじめとする基本的な機能の使い方が分かっていれば、Azpainter2向け解説を見て応用で作れると思います。

スマホの場合も、「アイビスペイント」等のレイヤー機能が使えるペイント系アプリで編集可能です。

作り方

1.素体の使い方

まずはAzpainter2を起動し、画面上部の [ファイル > 開く] から素体の画像ファイルを開きます。
今回は江ノ電20形の素体を選びました。

続いて「レイヤ」ウインドウのメニュー [レイヤ > ファイルから追加] を選択し、マスク画像を開きます。
すると、素体の上にマスクが重なっている状態になるかと思います。

2.マスクに色を付ける

「レイヤ」ウインドウでマスク画像を選択したら、同ウインドウ右上の『α』と書かれたマークをクリックします(アルファマスクという機能です)。

(1) 「コントロール」ウインドウで色を作ります。今回は江ノ電20形をレトロな茶色に塗ることにしました。
(2・3) 画面上のメニュー [選択範囲 > 塗りつぶし] を選択し、マスクに茶色い色を付けます。

3.色を素体になじませる

江ノ電20形の車体全体が茶色になりました。ベタ塗りの状態になっているので、これを素体の車体部分になじませていきます。

レイヤウインドウの上の方に「通常」と表示されているメニューがありますので、そこをクリックし、「オーバーレイ」モードを選択します。

茶色が透かされた状態になり、車体の凹凸や影などが見えるようになりました。

色合いが明るすぎるので、もう少し暗めの茶色を目指して調整していきましょう。
レイヤウインドウ下部の複製ボタン(先ほどのスクリーンショットで赤い丸を付けています)を押し、茶色くなったマスクレイヤを複製します。

1枚目のマスクレイヤで「オーバーレイ」モードを選択した時と同じ手順で、複製したマスクレイヤを「乗算」モードにしました。

今度は逆に暗すぎる茶色になりましたので、レイヤウインドウ右上の青いバーを弄って濃度を薄くします。

「オーバーレイ」のレイヤを約80%に、「乗算」のレイヤを約20%にするとちょうどいい色調になりました。

4.細帯を入れる(中級者向け)

単色の電車では少し物足りないので、腰部分に金色の細帯を入れてみようかと思います。
こちらは中級者向けの加工になりますので、難しい方は無理せず次の手順「保存」にお進みください。

(1)レイヤウインドウ下部の追加ボタンをクリックし、新しいレイヤを追加します。

(2) 新規追加した「レイヤ3」を一番上まで移動し、選択して(スクリーンショットのように、レイヤ3が薄い赤色で表示されていればOKです)ください。

(3) スクリーンショットで赤い丸印を付けているボタンを選択し、ペンツール(直線モード)が使えるようにします。
「レイヤ3」に細帯を描いていきます。帯は車体からはみ出すまで描いてください(後ほど車体に合わせてカットします)。

はみ出している細帯を、車体に合わせてカットします。同時に前面ワイパーや乗務員扉手すりにかかっている部分もカットされます。

レイヤウインドウで、先ほど細帯を描いたレイヤ(レイヤ3)を選択し、続いて茶色いマスクレイヤのどちらかを 右クリック します。
[このレイヤを対象にカレントレイヤを処理 > アルファ値を掛ける] を選択すると、細帯のうちマスクレイヤからはみ出ている部分が全て削除されます。

金帯を描いたレイヤ(レイヤ3)は、「スクリーン」モードで約70%の濃度にしてみました。
この後茶色いマスクレイヤから、細帯が重なっている部分を削除した方がきれいに仕上がるのですが、今回はそれをせずとも違和感が無さそうなので省略します。

もし帯部分の削除を行う場合は、

  • 茶色いレイヤを選択
  • 細帯レイヤ(レイヤ3)を右クリック
  • [このレイヤを対象にカレントレイヤを処理 > アルファ値を引く]

の操作を茶色いレイヤ2枚ともに行います。

保存

ウソ電が無事に完成しましたので、画像として保存します。
画面上部のメニュー [ファイル > 別名で保存] を選択し、保存先のフォルダとファイル名、ファイルの種類を選択します。

「ファイルの種類」について

AzPainterファイル(*.apd) レイヤの重なりやレイヤモードなど、編集中の内容を丸ごと保存できるファイル。
後で再編集したい場合は、必ずapdファイルとしても保存しておきましょう。
また、apdファイルをそのままSNS・ブログに上げることはできません。
PNGファイル(*.png) 画像を劣化無しに保存できますが、写真系のファイルをPNG保存するとファイルサイズが肥大化するので注意。
よほど小さい画像でもない限り、JPEG保存しても劣化は殆ど目立ちません。基本はJPEGで保存するのがオススメです。
JPEGファイル(*.jpg) [オススメ]ウソ電のような、写真系のファイルを小容量で保存するのに向いています。
保存する度に画質がやや劣化しますが、前述の通りよほど小さい画像でなければそこまで目立ちません。

上記以外のファイル形式は、特に気にしなくても大丈夫です。